Buch(ブーフ) 〜絵本と子どもとほのぼの暮らし〜

絵本や読み聞かせに使えるアイディアの紹介、子どもとののほほんな日々の暮らしの紹介します。

むかしむかしのおはなし

  そういえば、すっかり忘れてしまっているなぁ、実は知らないなぁと度々感じる、むかしばなし。

有名なおはなしも、途切れ途切れに記憶にあっても、最後どうなるんだっけ?と意外と知らないことが多く、ちまちま記憶を取り戻すため、むかしばなしを読んでいます。

 

さあ、昔話の絵本を、と見てみると、口承で伝えられてきた民話の性格上、出版社、語り手で結末が違うものも多く、イラストが変わるとガラッと印象が変わることも多くあります。どれを読もうか、そもそもいろいろ読んで比べてみたい!と思うのですが、一番最初に手にとるのは、やはり歴史あり、趣きのある昔から親しまれている福音館書店の昔話たち。日本民話も外国の民話も多くのむかしばなし絵本を出しています。そして、次に読むのが、すずき出版の、高見八重子さんが絵をつけた日本民話のシリーズ絵本。むかしばなしにぴったりな優しく、落ち着いた色合いで、絵が柔らかく安心して読むことができます。むかしばなしには、結末が怖かったり、スパーンと期待していたハッピーエンドを切られてしまうことが往々にしてあります。そこをカバーしてくれる優しい高見さんの絵。

 

今、手元にあるのは、『おむすびころりん』。ページいっぱいに広がる絵にすっかりむかしばなしの世界に入り込んでしまいます。

さあ、次はどのおはなしをお読もうかな。