Buch(ブーフ) 〜絵本と子どもとほのぼの暮らし〜

絵本や読み聞かせに使えるアイディアの紹介、子どもとののほほんな日々の暮らしの紹介します。

ミルクのお茶

最近毎晩欠かせないのが、眠りる前の一杯のお茶。

淹れたての温かなお茶は、身体を温めてくれ、すんなり眠りにつくことができます。

 

お茶は大抵が緑茶か玄米茶なのですが、こんなお茶も飲んでみたい。きっと身体も心も温めてくれそうです。

『ミルクのお茶』(おーなり由子 新潮社)は、女友だちの友情を描いた優しいおはなしです。

遠く引っ越してしまう友だちとのミルクたっぷりのお茶を片手に過ごしたひとときが、大切につむがれています。

サイズの小さな絵本で、おーなりさんの優しくて柔らかい絵と言葉に、ほんわか。ついつい何度も読み返してしまいます。

おーなりさんの絵本は、いつも心を穏やかにしてくれます。

 

私が初めて出会ったおーなりさんの絵本が、『モモ  MY DEAR DOG』(新潮社)まだ、学生の時でした。嬉しい時も悲しい時もどんな時も、そばにいてくれる犬のモモのおはなしです。あまりにもあたたかなおはなしで、ポロポロ涙が止まらなかった思い出の一冊です。

感情に染み込んでくる絵本。絵や言葉の力ってすごいなぁ。

 

さて、これを書きながら今日も一杯の玄米茶で、ぬくぬ身体を温めて寝たいと思います。